ありきたりな言葉たちの行く末。

僕の言葉は誰にたどり着くのか。

明日に向かって今日を終えたいのに
いつも今日を終えるために今日を終える。


今日の俺は明日の俺にすべてを任せ、
明日の俺は今日の俺の重荷に舌打ちをする。


明日の俺は今日の俺には他人事なのか。
明日の俺に今日の俺は選べないのに。


明日の俺のために今日を生きたいと思うのに
今日の俺が終わることの先が目指せない。
そして今日の俺を明日の俺に渡すことの罪悪感が
俺の『今日の終わり』を遠ざける。