ありきたりな言葉たちの行く末。

僕の言葉は誰にたどり着くのか。

今日は久しぶりに泣いた。

永久の別れをする時に
僕はなんと言えばいいのだろう。


最期に会えたことは
良かったのだろうけど。。


果たせぬままの約束が
本当に果たせなくなってしまう。


そんなこと考えている間に
言葉が見つからぬまま別れの時が来た。


病床で苦しんでいる彼に
頑張って、と声を掛けた。


苦しんでいた祖父が頷いてくれた。
頷いてくれた気が、した。


少し嬉しかった。
でも悲しかった。


僕からの最後の言葉が
届いてくれたと信じたい。


最後なのに
別れの言葉は言えなかった。
でもきっとあの言葉で良かったよね。
きっと最後まで頑張ってくれる。


僕も
頑張ろう